かりん酒をつくる
かりん酒をやっと作った。
作ろうとしてから何ヵ月も経ってしまった。
「忙しい」は「心」を「亡くす」とかく。
まさにそんな日々。
前回のブログは夏だ。
季節を飛び越えて、もう今年が終わろうとしている。
仕事の繁忙期はしんどかった。
けど、この数ヶ月に、伯父を亡くした。
祖母の命日だった。
秋に倒れて、余命を告げられて。
冬の日差しが強い病室で、
引退したら海の近くに暮らして、釣りとか磯遊びをしながら暮らすのが夢だったと話してくれた。
伯父は、祖母の命日にいってしまった。
かりん酒は半年から一年後に飲めるようになるらしい。
そのとき、生きていたら味わえる。
そういうことを、ちゃんと感じていたい。
心を失わないように。
心のある仕事ができるように。
仕事を選んで、やみくもに受けないように。
少しずつ、自分に帰ろうと思う。
昨日、ひとの暖かさに触れた。
心をこめて仕事をしたら、
ちゃんとひとの心とも触れあえる。
そういう仕事をしていきたい。
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